こんばんは。
今回は,リクエスト記事です。
コメント欄に,「色々なものに手を出してもいいのか?」って感じのご質問を頂きました。
一般的には,
色々と手を広げることは,「合格への遠回り」と言われています。
で,
僕も,そう思います(笑)
ただ,少しニュアンスが正確じゃないような気がするんですよね。
おそらく,僕は,合格者の中でも,
めちゃくちゃ,手を広げてた派です(笑)
まぁ,書店にならぶ,たいがいの本は,手にとってますし,
各予備校のレジュメや問題も,かなり持ってました。
そんな僕から結論から書くと,
一般的な結論とは,びみょ~に異なっています。
つまり,
「色々なものに手を出した方がいい!」って,場合もあるのでは?
って,思っています。
だって,知識は,「ある」に越したことはないでしょ?(笑)
では,なぜ,「色々なものに手をだすな!」って言われるのか?
続きに行く前に,応援クリックお願いします → オンライン本校はこちら → LECトップページリニューアルキャンペーン!eクーポンやポイントプレゼント! → 【LEC Myページ】登録で会員限定のお得な情報・クーポンGET!
それは,そんな「時期」もあるわけで,
手を出して「いい時期」と,「ダメな時期」がある んだと思います。
なぜ,その時に,「色々なものに手をだすな!」と耳にしたのか,
その言葉の意味を考えてみると,今の自分が,知識を広げれる時期にあるかも分かります。
例えば,基礎講座が始まった頃は,必ず,
「色々なものに手をだすな!」と言われるハズです。
この意味は,勉強をスタートした段階では,
初めてテキストや条文を読むことになり,他に手を出す余裕,時間がないからであって,
ある程度,勉強がすすんでいる受験生や,
めっちゃ時間が余りまくってる受験生にも,
当てハマルとは限りません(笑)
例えば,
勉強をスタートして,4年目の受験生が,
「基礎講座のときに,先生が,他に手を出すな!って言ってたので,今でも,他のものには一切手を出してません!」
な~んて言われても,
「ドンマイ,来年もガンバレ!」って感じです(苦笑)
人間,成長を続けないと,意味がないです。
「基礎講座の内容をベースにして,他に,今の自分の実力にあったテキストや問題集に手を広げてみたら?」
僕なら,このようにアドバイスします。
つまり,基礎講座に集中するために,手を広げなかった「時期」は,もう,とっくに過ぎているわけで,
同時に,それは,次のステージに向けて,手を広げる「時期」にあることを意味しています。
このように,勉強の進捗状況に合わせて,
手を広げて「良い時期」と,「悪い時期」があるわけで,
それが分かれば,
「悪い時期」とは,どんな時期なのか?
今の自分が,どの時期にいるのか?
それらを判断して,勉強を進めることになると思います。
では,具体例に,手を広げていいものなのか,
以下,時期ごとに,確認してみます。
(1)初学者の時期 上で書いたように,基礎講座レベルの段階では,
いろいろ手を広げるのはNGです。
ニュアンス的には,「手を広げるな!」よりも,
「色々なものに手を出す時間がない!」とか,
「色々なものに手を出す前に合格してしまった!」
って,言い方が正しいのかもしれません(笑)
(2)一通り,テキストや過去問が終わった時期 おそらく,1番こわい時期です。
何が言いたいかと言うと,
テキストをしっかり読み込んだ気になって,
ついつい,他のポイントが整理された本や,問題集に走って,手を広げてしまいます。
ポイントが整理された本自体を使うのは,問題ナイのですが,
気をつけたいのは,テキストや過去問を,
「ちゃんとやった」とカンチガイ して,他に手を広げるコトは,NGです。
手を広げる前に,テキストや過去問を,しっかり自分のモノにできてるか,確認が必要です。
僕のような確信犯になると,
テキストを読み込むのがメンドクサイから,安易に,チェック集を使って,楽な暗記に逃げたり,
テキストを読み込む代わりに,問題集の演習で,ごまかしてしまうような手抜きをしてしまうので,
最悪の状態に陥ってしまいます(笑)
(3)インプットからアウトプット重視に移行する時期 勝負の時期です。
また,テキストの内容と,アウトプットの知識の詰め込みで,
消化不良になりやすい時期でもあります。
消化不良になるから,「色々なものに手を出すな!」ってコトなので,
消化ができるなら,どんどん手を広げて,知識を充実させるコトもできます。
消化不良を起こさないように,
むしろ積極的に,確実に手を広げたいところですね。
気をつけたいのは,
「覚える作業」を意識的にするコト です。
知識が増えて曖昧になる時期なので,
「覚える作業」をして,知識を定着させないと,
全ての知識が使い物にならない状態になります(苦笑)
あえて,勉強時間の中で,
「覚える」時間を確保するコトは重要だと思います。
ちゃんと覚えようと,意識しながら勉強していなかったら,
僕のように,すご~く,遠回りしちゃいます(笑)
(4)本試験直前期 新しい知識が入るコトで,既存の知識の精度が落ちるだけでなく,
手を広げると,情報があちこちに分散して,整理できないおそれもあります。
もう,この時期は,手を広げてる時期ではないですね(笑)
(5)択一足切り突破~合格レベルに達した時期 基本的に合格レベルにあるなら,
昨年と同じことをやれば,いいハズです。
勉強方法は間違ってなかったわけですから,
いたずらに手を広げるのではなく,
同じことを繰り返しながら,
確実に知識を補充していって下さい。
そもそも,このレベルに達しておられる方々なら,
今,手を広げていいのか,悪いのか,
判断がつくでしょう(笑)
以上のように,「手を広げてはイケナイ時期」をまとめてみました。
逆に言えば,
これらの時期ではナイ場合,
あるいは,これらの時期にあっても,
気をつけたい事柄を守りながらであるなら,
色々なものに手を広げていくコトは可能です。
一概に,
「色々なものに手を広げるコト」=「合格への遠回り」
とは言い切れないというコトです。
他に手を出さず,しっかり知識を定着させる時期 と,
手を広げながら,確実に知識を補充させていく時期 を,
うまく使い分けて下さい。
以上です。
司法書士関連のオークションはこちら→ Yahoo!オークション 司法書士30%OFFのタイムセールが始まりました(1月23日まで) ●
2011年向け 一発合格講座 ●
2011年向け一発合格講座(科目別) ●
2011年合格目標:一発!インプット完成パック ●
2011年一発!実践力PowerUp講座【海野クラス】 ●
2011年一発!実践力PowerUp講座【海野クラス】(科目別) ●
2011年一発!実践力PowerUp講座【小泉クラス】 ●
2011年一発!実践力PowerUp講座【小泉クラス】(科目別) ●
2011年一発!択一&記述パーフェクトローラー講座 ●
2011年一発!択一&記述パーフェクトローラー講座(科目別) ●
2011年一発!体系書式講座[講義編] ●
2011年一発!記述式過去問レビュー講座 ●
2011年一発 極!択一記述一元化講座(全編一括) ●
2011年一発 極!択一記述一元化講座(科目別) ●
2011年職人の技とテクで合格ラインを突破する講座インプット一括 ●
2011年 新15ヵ月合格コース<春生>インプット一括 ●
2011年 新全日制本科講座インプット一括 ●
2011年合格目標:スピードマスター講座インプット+アウトプット一括コース ●
2011年 小泉一発合格塾インプット一括 ●
2011年合格目標:森山式ベクトルマジック講座インプット一括コース
スポンサーサイト