まらやの司法書士合格ブログ

TAC/Wセミナー(なんば校)で司法書士講座を担当しています。ブログ開設から9年目に突入!受験生時代と変わらず、宜しくお願い致します!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

本試験出題予想!再度の時効取得

こんばんは。
(※資格ブログランキングも、宜しくお願い致します。)

まずは、なんば校で、記述対策講座を受講されている方へのご連絡です。

今週は、№93の監査役の兼任禁止あたりまで進む予定です。

前回の講義で、「代取の地位の変動」の論点や、

補欠取締役、増員取締役について、

「はっ?」って感じだった方は、

役員がらみの論点について、会社法、商業登記法のテキストで、

しっかり予習をして来て下さい(笑)

前回の講義で申し上げた通り、

今週の講義終了後、僕は、ソッコーで失礼します(笑)

質問は、その次の週にお付き合いいたします。ごめんなさい。

さて、前回の記事で書いた通り、

「取得時効と登記」で最新判例が出ています。

もう少しだけ、補足しておきます。


br_decobanner_20090911011857.gif  にほんブログ村 資格ブログ 司法書士試験へ


いわゆる「○○と登記」シリーズですね。

例えば、今回の最新判例に関する「取得時効と登記」の論点の出題としては、

平成18年に、「取得時効と登記」(H18-10)が出題されています。

そして、ここ3年の出題実績を見ても、

平成21年には、「遺産分割と登記」(H21-8)

平成22年には、「解除と登記」(H22-7)

平成23年には、「取消と登記」(H23-7)が、

それぞれ出題されています。

ちなみに、平成17年には、肢単位でバラつきがありますが、「相続と登記」あたりが出題されています。

ネタバレになりますが、今年の本試験では、

「取得時効と登記」の出題可能性が高いと言われています。

みなさんも、しっかりと準備して下さい。

中上級の講座の受講生さんは、

レジュメの69ページから70ページあたりを復習しておいて下さい。

講義の時にもお話ししましたが、

「所有権vs所有権」の判例と、

「所有権vs抵当権」の判例があります。

「所有権vs所有権」の判例は、すでに過去問で出題されています。

【H18-10-オ】
Aは、B名義で登記されているB所有の甲土地につき、平成元年4月1日、所有の意思をもって、善意で、過失なく、平穏に、かつ、公然と占有を開始し、その後も、その占有を継続している。平成11年11月1日にBから甲土地の贈与を受けて同日所有権の移転の登記をしたCは、平成22年5月1日、Aに対し、所有権に基づき甲土地の明渡しを請求した。判例の趣旨に照らすと、Cの請求は認められる。(なお、Aの占有は請求の時まで継続しているものとし、Cは、Aの占有につき善意であったものとする。また、Aにつき甲土地の取得時効が成立する場合には、Aは、取得時効を援用したものとする。)。

答え ×


【H6-9-オ】
A所有の土地について、Bの取得時効が完成した後、CがAから土地を買い受けて登記をしたときは、Cの登記がされた後引続きBが時効取得に必要な期間占有を続けたとしても、Bは、Cに対し、時効により所有権を取得したことを対抗することができない。

答え ×


【S59-9-5】
甲が乙所有の不動産の占有を継続し、取得時効が完成したが、他方、乙が甲の占有開始後にその不動産を丙に譲渡した場合について、丙が甲の時効完成後にその不動産を譲り受け、その旨の登記をした場合でも、甲がその登記の時から引続き時効取得に必要とされる期間その不動産の占有を継続したときは、甲は、丙に対し、時効による所有権の取得を主張することができる。

答え ○


そして、「所有権vs抵当権」の判例は未出です。

平成15年判例です。

【最判平15.10.31】
取得時効の援用により不動産の所有権を取得してその旨の登記を有する者は、当該取得時効の完成後に設定された抵当権に対抗するため、その設定登記時を起算点とする再度の取得時効の完成を主張し、援用をすることはできない。


単純に、

「所有権vs所有権」ならば、

「再度の時効取得」による所有権の取得を対抗できる。

「所有権vs抵当権」ならば、

「再度の時効取得」による所有権の取得を対抗できない。

な~んて覚えていると、

今回の最新判例は間違えますね(笑)

【最判平24.3.16】
不動産の取得時効完成後、所有権移転登記がされない間に、第三者が原所有者から抵当権の設定を受けてその登記を了した場合、占有者が抵当権の存在を容認していたなど特段の事情がない限り、再度の取得時効により抵当権は消滅する。


前回の記事でも、問題提起しましたが、

今回の判例は、平成15年の判例とどこが違うのか、考えておいた方がいいでしょう。

そのヒントは、「再度の時効取得」の意味にあります。

えっ?意味不明ですか?

「所有権vs所有権」は、「再度の時効取得」じゃないんですよ(笑)

でも、平成15年判例は、「再度の時効取得」です。

ちょっと、「所有権vs所有権」の裁判要旨を見てみましょう。

【最判昭36.7.20】
不動産の取得時効が完成しても、その登記がなければ、その後に所有権取得登記を経由した第三者に対しては時効による権利の取得を対抗しえないが、第三者のその登記後に占有者がなお引続き時効取得に要する期間占有を継続した場合には、その第三者に対し、登記を経由しなくとも時効取得をもって対抗することができる。


何か、気づきました?(笑)

「再度の時効取得」という言い回しが、

これらの判例をややこしくしてるんですよね。

続きは、択一対策講座の実践編でお話ししましょう。

なんば校では、4月4日から、実践編がスタートします。

一応アウトプット講座の位置づけだと思うのですが、

インプットの要素も強いですね(笑)

上で紹介した平成15年判例も、問題として出題しています。

もっと言えば、

平成15年判例以外にも、この論点で未出の判例があります。

平成23年の判例ですが、ネタバレはココまでです(笑)

その内容は、実践編の講義の中でお話しすることにします。

今回の平成24年判例が今年の本試験で出題されることはありませんが、

平成23年判例なら、出るかもよぉ~(笑)

「そんなイジワルするなよ!教えろよ!講座受講するお金がねぇよ!」って方は、

こちらにも紹介されていますよ(笑)

2012-03-20 21.45.33

ぜひ。

以上です。

↓資料請求はこちらから↓

スポンサーサイト
[ 2012/03/20 21:56 ] ブログ復活後の雑談 | TB(-) | CM(-)
ご訪問ありがとうございます。

にほんブログ村 資格ブログへ←最高1位

にほんブログ村 資格ブログ 司法書士試験へ←最高1位

人気ブログランキングへ←最高2位

   

br_decobanner_20090911011857.gif

   

にほんブログ村 資格ブログ 司法書士試験へ

Author:まらや

TAC/Wセミナーで,なんば校で,『上級(総合)本科生』,『20ヵ月(総合)コース』を担当しています。

TAC出版オンライン書籍サイト

テキストが安く買えます!

   

   

TAC出版オンライン書籍サイト【CyberBookStore】
学校リンク
最近の記事+コメント
過去問分析ノート 2014年度

試験に出るひながた集

会社法の改正チェックに!

平成27年度版 六法

FC2カウンター
いつもありがとうございます☆
automa system 記述式

短期合格のツボ

ブログ内検索


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。