FC2ブログ

まらやの司法書士合格ブログ

TAC/Wセミナー(なんば校)で司法書士講座を担当しています。ブログ開設から9年目に突入!受験生時代と変わらず、宜しくお願い致します!

信託の登記(利益相反行為の制限)

前回の記事の問題の解答です。

もう一度問題から…。

(問題)
受託者が信託財産を自らの固有財産にする旨の登記を申請する場合には、裁判所の許可を証する情報を提供することを要しない


新信託法の施行(H19.9.30)によって…変更があった部分です。

旧信託法では…受託者は、やむ得ない事由がある場合において…裁判所の許可を受ければ…信託財産を自己の固有財産とできました(旧信託22Ⅰ但)
よって…裁判所の許可を証する情報は必要でした。昨年までなら…この肢は×になります。

☆続きに行く前に応援クリックよろしくo(^-^o)ご協力をお願いしますm(__)m
↓  ↓
人気ブログランキング



新信託法では…受託者が信託財産を自己の固有財産にすることは…利益相反行為として原則禁止です。

まずは…信託31条Ⅰ①の確認です。


(利益相反行為の制限)
第三十一条  受託者は、次に掲げる行為をしてはならない
一  信託財産に属する財産(当該財産に係る権利を含む。)を固有財産に帰属させ、又は固有財産に属する財産(当該財産に係る権利を含む。)を信託財産に帰属させること。


そして…例外的に認められる場合が2項に書いてあります。


2  前項の規定にかかわらず、次のいずれかに該当するときは、同項各号に掲げる行為をすることができる。ただし、第二号に掲げる事由にあっては、同号に該当する場合でも当該行為をすることができない旨の信託行為の定めがあるときは、この限りでない。
一  信託行為に当該行為をすることを許容する旨の定めがあるとき。
二  受託者が当該行為について重要な事実を開示して受益者の承認を得たとき。
三  相続その他の包括承継により信託財産に属する財産に係る権利が固有財産に帰属したとき。
四  受託者が当該行為をすることが信託の目的の達成のために合理的に必要と認められる場合であって、受益者の利益を害しないことが明らかであるとき、又は当該行為の信託財産に与える影響、当該行為の目的及び態様、受託者の受益者との実質的な利害関係の状況その他の事情に照らして正当な理由があるとき。


そして…この例外的に受託者が信託財産を自己の固有財産にすること認められるときでも…裁判所の許可は不要です。

よって…問題の答えは…○になります。

以上です☆
スポンサーサイト



[ 2008/05/19 22:02 ] 新信託法 | TB(-) | CM(-)
ご訪問ありがとうございます。

にほんブログ村 資格ブログへ←最高1位

にほんブログ村 資格ブログ 司法書士試験へ←最高1位

人気ブログランキングへ←最高2位

   

br_decobanner_20090911011857.gif

   

にほんブログ村 資格ブログ 司法書士試験へ

Author:まらや

TAC/Wセミナーで,なんば校で,『上級(総合)本科生』,『20ヵ月(総合)コース』を担当しています。

TAC出版オンライン書籍サイト

テキストが安く買えます!

   

   

TAC出版オンライン書籍サイト【CyberBookStore】
学校リンク
最近の記事+コメント
過去問分析ノート 2014年度

試験に出るひながた集

会社法の改正チェックに!

平成27年度版 六法

FC2カウンター
いつもありがとうございます☆
automa system 記述式

短期合格のツボ

ブログ内検索