まらやの司法書士合格ブログ

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民法の問題VER8

こんばんは。

夜中の1時半です。5時起きできるか…またまた心配…(笑)

「朝5時起き宣言」をしたにもかかわらず…ほとんど勉強が進んでいません(苦笑)

もっぱら…部屋の片づけとか…本棚を組み立てたり…問題集を並べたり…勉強する準備だけやって…気分を盛り上げている感じです(笑)

金銭的に余裕もないので…受講する講座もいろいろ悩んで…パンフレットを見ながら指をくわえて…前に進まない感じですね(汗)

ただ…9月に入ったら…やることを決めて…わき目もふらず…全力バリバリやろうと思います。

さて…山本先生の問題が出ています。今回も…過去問をリンクさせながら…検討してみようと思います。

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では…問題のコピペ…。

(問題)
時効に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。(国税H8)


1 民法上,時効完成前にあらかじめ時効の利益を放棄することは許されないが時効完成を知らずに債務を承認した場合には、信義則上,その完成した時効の援用は許されずその後に再び時効が進行することもないとするのが判例である。

→×

なんか…いろいろ情報が入り過ぎて…よく解らないない肢ですね(笑)

ちょっと…3つに分けて…部分的に検討しましょう…。

まず…前半部分「民法上,時効完成前にあらかじめ時効の利益を放棄することは許されないが」の部分です。

この部分は…○ですね。

条文の問題です。

(時効の利益の放棄)
第百四十六条  時効の利益は、あらかじめ放棄することができない。

過去問では…平成元-2-2平成11-2-アで出題されています。

次に…中盤「時効完成を知らずに債務を承認した場合には、信義則上,その完成した時効の援用は許されず」の部分…

ここは…判例より…○です。最大判昭41.4.20ですね。

消滅時効完成後に…債務者が債務を承認した場合について…債務者に時効の援用を認めるかについては…悪意推定による時効利益の放棄(最判昭35.6.23)から…信義則(最大判昭41.4.20)に変更されています。

債務者が…消滅時効完成後に債務を承認する場合には…その時効完成の事実を知らないのが通常なので…時効完成を知っていたと推定するのには…ムリがあるんですよね。

このあたりは…過去問平成元-2-5平成5-3-イ平成15-7-イ平成11-2-ウ,エ…で出題済み。

さらに…債務者と物上保証人を比較しながら…推論問題として…平成9-4に出題されています。


そして…最後に…後半部分の…「その後に再び時効が進行することもない」…ですが…

こちらは…×ですね。

最判昭45.5.21が根拠となります。

過去問では…平成11-2-オ…あたりを確認です。



2 消滅時効を援用しうる者は,権利の消滅により直接利益を受ける者に限定されると解すべきであるから,抵当不動産の第三取得者は,当該抵当権の被担保債権の消滅時効を援用することはできないとするのが判例である。

→×

判例は…最判昭48.12.14です。

抵当不動産の第三取得者は…当該抵当権の被担保債権が消滅すれば…抵当権の消滅を主張し得る関係にあるので…直接利益を受ける者になります。

この点…後順位抵当権者に関しては…抵当不動産の第三取得者とは…その置かれた地位が異なるとして…消滅時効の援用が否定されています(最判平11.10.21)
後の判例は…未出の判例として注目の判例でしたが…今年の本試験平成20-7-アで出てしまいました。



3 債権の一部についてのみ支払いを求める旨を明らかにして訴えを提起した場合には、消滅時効中断の効力は残部に及ばないが.これを明示しない場合は債権全部につき時効中断の効力が生ずるとするのが判例である。

→○

根拠は…最判昭34.2.20です。

この判例の考え方を問う問題は…今年の本試験で出題されています。

午後の部の民訴法…平成20-1-ウがそうですね。

民法というより…民訴の問題ですね。



4 所有権に基づいて不動産を占有しながら,登記を経ていないために所有権を第三者に対抗することができない者が取得時効による権利取得を主張することは,取得時効はその目的物が他人の物であることを要件とするため,認められないとするのが判例である。

→×

判例は…最判昭42.7.21ですね。

問題の所在は…162条の解釈の問題です。

(所有権の取得時効)
第百六十二条  二十年間、所有の意思をもって、平穏に、かつ、公然と他人の物を占有した者は、その所有権を取得する。
2  十年間、所有の意思をもって、平穏に、かつ、公然と他人の物を占有した者は、その占有の開始の時に、善意であり、かつ、過失がなかったときは、その所有権を取得する。


判例は…自己の物についての取得時効の援用を許さない趣旨ではないとして…所有権に基づいて占有した者も含むと考えています。

過去問としては…平成10-3-1に出ています。



5 時効の利益の放棄は明示的になされることを要するから,単に債務を承認して支払いの意思を表明したのみでは時効の利益の放棄には当たらない。

→×

根拠は?…と聞かれると甘いです。

時効の中断事由の「承認」の意義については…判例があるのですが…(大判大8.12.26)

時効の利益の放棄ですか…?

この肢だけ問題文に「判例」の文字がないので…判例はないのかな?

ちょっと不明です…。

解答が出たら…復習しようと思います。

以上です☆
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[ 2008/08/23 02:16 ] 山本先生のブログの問題 | TB(-) | CM(-)
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Author:まらや

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