FC2ブログ

まらやの司法書士合格ブログ

TAC/Wセミナー(なんば校)で司法書士講座を担当しています。ブログ開設から9年目に突入!受験生時代と変わらず、宜しくお願い致します!

民法の問題VER12 ~こんな問題集があれば…。

おはようございます。

山本先生のブログの問題コーナーです…

…が…

もう…解答が出てしまっています(笑)

なので…今回は…「こんな問題集があればなぁ…」って感じで…記事を書いてみようかと…。

前回の山本先生のブログの問題の記事において…「問題の解説」について少し書いてみました。
民法の問題VER11(思い出の過去問収録)

個人的な意見ですが…僕は問題集の解説は短いほどいいと思っています。

解説としては…

①○×の正誤
②根拠(条文,判例,先例)
③過去問の出題実績
④重要判例,未出の判例の判旨


この4つが書いてあれば…余計な説明は不要だと思っています。

これに…出題が予想される新作問題が加えられたものがTU講座ですが…

今回は…山本先生の問題を使って…上記①~④に則した解答を作ってみようと思います。

きっと…不親切な…冷たい感じの解説になりますが…

僕は好みです(爆)

では…問題のコピペからどうぞ…!

☆続きに行く前に応援クリックよろしくo(^-^o)ご協力をお願いしますm(__)m
人気ブログランキングへ   ブログ村ランキングへ   FC2ブログランキングへ




(問題)
留置権に関する次の記述のうち,判例に照らし,妥当なものはどれか。(国1H7)
                        
1 AはBから賃借した土地の土に建物を所有し、これをCに賃貸している。Cは当該建物について保存費用を支出したため,これについて留置権を有している。この場合において,AB間の土地賃貸借契約がAの債務不履行によって解除されたとき、CはBからの土地所有権に基づく建物退去,土地明渡請求に対して,土地を留置する権利を有する。

(正誤)×
(根拠)最判昭9.6.30
(類題)未出

(判旨)
修繕費等の償還請求権は建物に関して生じた債権であって,土地に関して生じた債権ではないから,建物に対する修繕費等の支払による償還請求権については,留置権の成立は認められない



2 AはBに建物を売却し,その引渡しを完了した。その後,AはCに当該建物を売却し、Cに対する所有権移転登記手続きをした。この場合には,BはCからの所有権に基づく建物引渡請求に対して売買契約の債務不履行に基づく損害賠償請求権に基づき.建物を留置する権利を有する。

(正誤)×
(根拠)最判昭43.11.21
(類題)平成10-11-イ,昭和63-12-5,昭和60-22-5



3 AはBに土地を売却し,売買代金の一部の支払いを受けるとともに,Bに対する所有権移転登記手続きをした。その後,BはCに当該土地を売却して売買代金全額の支払いを受け、Cに対する所有権移転登記手続きをした。この場合には,AはCからの所有権に基づく土地引渡請求に対して,Bに対する残代金債権に基づき,土地を留置する権利を有する。

(正誤)○
(根拠)最判昭47.11.16
(類題)平成13-9-ウ,平成10-11-ウ,平成3-3-4,昭和58-9-2



4 AはBとの間で上地を買い受ける契約を結び,その引渡しを受けたが,当該土地はCの所有地であり,Bはこれを売却する権限を有していなかった。この場合にはAはCからの所有権に基づく土地引渡請求に対して,Bに対する損害賠償請求権に基づき、土地を留置する権利を有する。

(正誤)×
(根拠)最判昭51.6.17
(類題)未出



5 AはBの所有地を自己の所有地であると信じて,当該土地について盛土して耕作を始めた。この場合にはAはBからの所有権に基づく土地引渡請求に対して,自己の所有地であると信ずるにつき過失があったと否とにかかわらず,盛土に要した費用が土地について支出した有益費に当たるものとして,その償還を受けるまで土地を留置する権利を有する。

(正誤)×
(根拠)最判昭51.6.17
(類題)未出


※判例の確認 (最判昭51.6.17 )

(全文)
所有権移転登記抹消等請求

(判旨)
他人の物の売買における買主は、その所有権を移転すべき売主の債務の履行不能による損害賠償債権をもつて、所有者の目的物返還請求に対し、留置権を主張することは許されないものと解するのが相当である。蓋し、他人の物の売主は、その所有権移転債務が履行不能となつても、目的物の返還を買主に請求しうる関係になく、したがつて、買主が目的物の返還を拒絶することによつて損害賠償債務の履行を間接に強制するという関係は生じないため、右損害賠償債権について目的物の留置権を成立させるために必要な物と債権との牽連関係が当事者間に存在するとはいえないからである。」

「国が自作農創設特別措置法に基づき、農地として買収したうえ売り渡した土地を、被売渡人から買い受けその引渡を受けた者が、土地の被買収者から右買収・売渡処分の無効を主張され所有権に基づく土地返還訴訟を提起されたのち、右土地につき有益費を支出したとしても、その後右買収・売渡処分が買収計画取消判決の確定により当初に遡つて無効とされ、かつ、買主が有益費を支出した当時右買収・売渡処分の無効に帰するかもしれないことを疑わなかつたことに過失がある場合には、買主は、民法二九五条二項の類推適用により、右有益費償還請求権に基づき土地の留置権を主張することはできないと解するのが相当である。
 原審の適法に確定したところによれば、(一)本件土地は、被上告人の所有地であつたが、昭和二三年四月二八日、大阪市城東区農地委員会は、右土地が自作農創設特別措置法三条一項一号に該当する農地であるとして買収時期を同年七月二日とする買収計画を樹立し、公告、縦覧の手続を経たうえ、国がこれを被上告人から買収し、同農地委員会の樹立した売渡計画に従つて、昭和二六年七月一日上告人Aに対し、本件土地を売り渡したこと、(二)右買収計画は、本件土地が自作農創設特別措置法五条五号に該当する買収除外地であるにもかかわらず、これを看過した点において違法なものであつたので、被上告人は、昭和二三年七月右買収計画取消訴訟を提起し、被上告人の請求は、一審で棄却されたが、二審で認容され、その買収計画取消判決は、昭和四〇年一一月五日上告棄却判決により確定したこと、(三)上告人Bは、昭和三四年一一月一九日上告人Aから本件土地を買い受けてその引渡をも受けたが、昭和三五年一〇月被上告人から買収及び売渡は無効であるとして所有権に基づく本件土地明渡請求訴訟を提起され、その訴状は同月二五日上告人Bに送達されたこと、(四)上告人Bは、右明渡訴訟提起後の昭和三六、七年ころ、本件土地の地盛工事に一七万円、下水工事に七万円、水道引込工事に六万円の有益費を支出したこと、がそれぞれ認め
られるというのである。
 土地占有者が所有者から所有権に基づく土地返還請求訴訟を提起され、結局その占有権原を立証できなかつたときは、特段の事情のない限り、土地占有が権原に基づかないこと又は権原に基づかないものに帰することを疑わなかつたことについては過失があると推認するのが相当であるところ、原審の確定した事実関係のもとにおいて、右特段の事情があるとは未だ認められない。したがつて、右事実関係のもとにおいて、上告人Bが、所論の有益費を支出した当時、本件土地の占有が権原に基づかないものに帰することを疑わなかつたことについては、同上告人に過失があるとした原審の認定判断は、正当として是認することができる。そうすると、右のような状況のもとで上告人Bが本件土地につき支出した所論の有益費償還請求権に基づき、本件土地について留置権を主張することが許されないことは、前判示に照らし、明らかであり、これと結論を同じくする原審の判断は正当である。」



こんな感じの問題集があれば…いいなぁ~なんて…思ったりします(笑) 
     
以上です(`∀´)ノ彡

☆記事がお役に立ちましたら応援クリックお願いしますm(__)m
人気ブログランキングへブログ村ランキングへFC2ブログランキングへ

スポンサーサイト



[ 2008/09/14 06:01 ] 山本先生のブログの問題 | TB(-) | CM(-)
ご訪問ありがとうございます。

にほんブログ村 資格ブログへ←最高1位

にほんブログ村 資格ブログ 司法書士試験へ←最高1位

人気ブログランキングへ←最高2位

   

br_decobanner_20090911011857.gif

   

にほんブログ村 資格ブログ 司法書士試験へ

Author:まらや

TAC/Wセミナーで,なんば校で,『上級(総合)本科生』,『20ヵ月(総合)コース』を担当しています。

TAC出版オンライン書籍サイト

テキストが安く買えます!

   

   

TAC出版オンライン書籍サイト【CyberBookStore】
学校リンク
最近の記事+コメント
過去問分析ノート 2014年度

試験に出るひながた集

会社法の改正チェックに!

平成27年度版 六法

FC2カウンター
いつもありがとうございます☆
automa system 記述式

短期合格のツボ

ブログ内検索