まらやの司法書士合格ブログ

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憲法の私人間効力~憲法の推論対策の前提

おはようございます。

あっ…

やっと…「毎日が本試験企画」が1000問突破しました。

2週間で…1000問突破!

かなりペースが悪いです(苦笑)

もっとペースを上げたいところですが…なかなか…ペースがあがりません。

理由は…司法学院の問題集(笑)

今年から…会社法の補強でやり始めたのですが…

とにかく…解説が長い(笑)

僕のブログの記事も長いですが…(爆)

司法学院の問題集は…「基本書的性格を持たせ,本書の内容だけで会社法の理解が可能(はしがきより)」と書いてあるように…

とにかく…解説が詳細…読むだけでかなり時間が…(汗)

でも…なんとかペースをあげて…年内3000問を目指そうと思います。

では…今日のネタに…(笑)





今日は…ちょっと憲法の話を…。

学生のとき…刑法の最初の授業で先生の言葉に感動したことは…以前…記事に書かせて頂きましたが…(「「人が死ぬ」ということ…。」

今回は…憲法の最初の授業での話…

実は…こちらもちょっとした感動がありました(笑)

憲法には…その後…急激にその魅力にとりつかれていくわけですが…

それはおいおい…(笑)

とりあえず今回は最初の授業の話です。

まずは…こんな言葉で始まったような気がします。

「みなさんは,憲法のことを知ってますか?憲法で1番大切な条文はどれですか?みなさんは,憲法を守る必要がありますか?

守る必要…!?

当然だろ…(笑)

実は,みなさんは憲法を守る必要はありません。

何!?ウソ…?

まぁ…こんなショボイ感動だったような気がします(爆)

ここから…「憲法を守るのは誰なのか?」…血なまぐさい憲法の歴史に講義が入っていくわけですが…

本当に…自分は憲法のことを何も知らないんだな…と思ったことがあります。

ちょっと…今から偉そうなことを書きます。

司法書士試験の憲法対策として…推論対策が必要になっています。

特に「直接適用説と間接適用説」については…平成19-1,平成15-2に問われています。

これって…まさに…「憲法を守るのは誰なのか?」…って話なんですよね(笑)

本当にこの論点を理解しようと思ったら…

イギリス…フランス革命あたりからの…国民が国王に集中していた権力を…血を流しながら…権利として勝ち取ってきた歴史を知る必要があると思っています。

憲法って…そもそも…僕たちは守る必要はありません。

憲法の名宛人って…国民ではなく…国家なんですよね。

憲法は…国民が自分たちの権利を守るために…国に対して守れ!ってつくったもので…

そもそも…国民に対して向けられたものではありません。

国王が好き勝手やって…人権なんてなかった時代に…自分たちの権利を守るため…国にたたきつけた約束…それが「憲法」です。

なので…

そもそも…国民に適用することを予定していません。

それは…憲法の条文にもあらわれています。99条です。

第99条  天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

憲法を守るべきなのは誰なのか…その名宛人が並んでいます。

天皇…摂政…国務大臣…国会議員…裁判官…その他の公務員は…

この中に「国民」は含まれていません。

つまり…国民に憲法を守る義務はありません。

あくまで…憲法は国をしばるものですから…

しかし…

現代社会においては…私人の中にも…国に匹敵するような巨大な組織が登場してきます。

例えば…マスメディアのような組織の登場です。

これらの巨大組織は…国家と同じくらい力を持ち始め…国民の人権を侵害する恐れが出てきました。

個人のプライバシーを無視するような…マスコミの取材や…報道は…よく見かけますよね。

ところが…マスメディアのような組織も国家機関ではなく…単なる私人ですから…マスメディアに「人権侵害をやめなさい!」と憲法が主張したところで…

そもそも…憲法はマスメディアのような私人に適用することは予定されていません。

でも…憲法を適用して…人権を守りたい!

憲法を直接適用できないなら…間接的にでも適用できない?(笑)

こんな感じで出てきたのが…間接適用説で…

過去問では…平成19-1-ウ,15-2-2にある…「社会の中に巨大な力を持った国家類似の私的団体」,「各種の社会的権力が巨大化した現代社会」というキーワードになります。

そもそも…本来…国民は憲法を守る義務がない!国家が守るものだ!

でも…国家じゃなくても…憲法を守らせないといけない団体が出てきた…。

だから…なんとか憲法を適用させたい!

この流れが必要なわけですが…

最初の前提となる…「本来…国民は憲法を守る義務がない!国家が守るものだ!」を知っておかないと…この論点が何を言っているのか…理解できないような気がします。

推論対策として…各学説の対立を学ぶことは必要だと思いますが…

憲法って…血なまぐさい歴史の中で獲得された背景があります。

このあたりの歴史の理解もないと…推論対策も難しいような気もするのですが…(汗)

ところで…そのように…そもそも国民に適用されることが予定されていない憲法ですが…

実は…最初から「国民vs国家ではなく…「国民vs国民で予定されている規定もあったりします。

憲法の中では…国民に向けられた例外的規定になりますが…

このあたりの私人間に直接適用される条文は…一度は目を通しておきたい部分です。

28条の労働基本権は有名ですよね。

その他にも…秘密投票,奴隷的拘束の禁止,婚姻の平等,児童酷使の禁止があります。

第15条  
 すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

第18条  何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

第24条  婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2  配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

第27条  
 児童は、これを酷使してはならない。

第28条  勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。


本当に…憲法の歴史って面白いです。

日本人が作ったものではないとか…やれ…押しつけられたとか…

いろいろ言われる憲法ですが…

憲法の条文の並び…ひとつひとつの文言にも…かなり歴史の影響がにじみ出ているところがあります。

英文で押しつけられた憲法を…日本語に翻訳する段階で…いろいろ日本も抵抗したようですが…(笑)

そこまでやると…完全に趣味の世界になっちゃいますね(爆)

でも…

もしかしたら…推論対策として…芦部先生の本とか読むのもいいのかもしれません。


最後に…全然関係ないですが…

特例方式等に関する通達の解説(第2版)ゲットです!

特例2

法人法等基本通達の解説も手に入れているので…

近々…電子書籍の順位に変動がありそうです(笑)

それ以外にも…あの電子書籍の順位が上がりそうです…何の電子書籍か…こうご期待(爆)

画像の左のキタイナイ文字は…

ブリッジの記述…

めっちゃキタナイです(笑)

商業登記の第13問目の合併の部分ですが…

登税規則12条7項の規定に関する証明書をつける必要がありそうですよね。

今のブリッジにはついているのかな?

僕が持っているのが古いだけなのかな?(笑)

以上ですヾ(≧∇≦*)〃
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[ 2008/12/04 10:10 ] 条文・判例・先例 | TB(-) | CM(-)
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Author:まらや

TAC/Wセミナーで,なんば校で,『上級(総合)本科生』,『20ヵ月(総合)コース』を担当しています。

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